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タイヤのあれこれ!シチュエーションで選ぶオフロードタイヤ!

      2017/06/19

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オフロードタイヤには色々な種類があります。
それは、走る場所によって使い分ける必要があるからですね!

オフロードタイヤは大きく分けて4つの種類があります!
モトクロスタイヤ、エンデューロタイヤ、トライアルタイヤ、トレールタイヤとあります。

これらのタイヤの違いを細かく説明していきたいと思います!  

 

競技タイヤとトレールタイヤの違いとは?!

競技タイヤとトレールタイヤの明確は違いは、公道走行可能か禁止!

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モトクロスタイヤ、エンデューロタイヤ、トライアルタイヤは競技タイヤと呼ばれる部類のタイヤで、公道走行は出来ません!

トレールタイヤとは、市販車バイクを買って最初に装着されているタイヤの事です。
これは公道を走るのに適したタイヤになってます。舗装路はもちろん、林道や、雨、高速道路を走ることも考えて作られています!

逆に競技タイヤはクローズドコースで走ることしか考えていません!
競技タイヤのサイドウォールには【Not for Highway Use】と書かれています。
これは「高速道路を走っちゃダメよ」って意味ではなく公道走行禁止と言う意味で書かれているので注意です!

タイヤはブロックの高さが13mm以上あると公道走行の認可がおりません。
もちろん、クローズドコースで使って、ブロックの高さが13mm以下になったとしてもダメです!

一部のエンデューロレースでは、コースとコースの中継に公道を使うレースもあるので
ブロックの高さが13mm以下の物も販売しています。
公道で競技タイヤを履いているのを警察に見つかると整備不良で捕まります(;´Д`)

競技タイヤは舗装路を走る設計をしていないので寿命が短い!
モトクロスタイヤだと、走り方にもよるがオンロードを500km走っただけでブロックがほぼ無くなる場合もある!
舗装路では雨の日は滑りやすく、ブレーキも効きにくい。 トライアルタイヤに至っては寝かせて走るという事を想定していません。

そもそも競技タイヤは公道を走る事に向いていないタイヤなのです(;´Д`)

 

モトクロスタイヤ

モトクロスコースで絶大なグリップ!

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モトクロスタイヤは、人工的に作られているモトクロスコースで、絶大なグリップを誇る完全な競技タイヤです!

路面のコンディションで、サンド用、ソフト、ミディアム、ハードとタイヤを選択します!
「タイヤは柔らかかったらグリップするんだ!」っと思ったら間違いです。

カチコチのハード路面ではスピードが出るので剛性の高いハードタイヤを選択し、ドロドロマディならとにかく前に走るためにソフトタイヤで!
路面の状況でしっかり選ぶことが重要です!

モトクロスやるならタイヤはモトクロスタイヤで決まりですね( ´∀`)

DUNLOP(ダンロップ)バイクタイヤ GEOMAX MX32 リア 120/80-19 63M チューブタイプ(WT) [公道走行不可] 305999 二輪 オートバイ用

国産のタイヤはリーズナブルで、買いやすい価格で販売されています。
オンロードバイクのバイアスタイヤと同等か、安いくらいですね!

モトクロスタイヤやエンデューロタイヤは、土にブロックを突き刺したり、引っ掛けてグリップします!
なのでブロックタイヤはブロックの角が丸くなったり、ブロックの低くなってくるとグリップ力が落ちます。

レースでは一発勝負のスプリントなので1レースで交換することも…。

モトクロスタイヤはMXタイヤと表記されることもあります!  

エンデューロタイヤ

様々な自然地形を走破するためのオールラウンドタイヤ!

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エンデューロタイヤは、自然の地形を活かしたコースで行なわれる、エンデューロレースで使用されるタイヤです!

モトクロスコースの様に整っておらず、石、岩、倒木、川、軟質土、硬質土など
色々な障害物を走破していくコースで、様々な場面でグリップ力を求められます。

コースによっては硬質土で、ひたすらハイスピードで走るところもあれば、
石や岩などのガレ場、倒木、コースのほとんどが軟質土で滑りやすいなどの難所が多い場所もあります(;´Д`)

エンデューロタイヤは、どんな路面でも走れるようオールランドなタイヤを目指して作られていますが、苦手な部分もあります。

モトクロスタイヤの様に、エンデューロやるならエンデューロタイヤだ!とは言えず、モトクロスタイヤを履いて速い人も中には居ますし、
「エンデューロで絶対コレ!」ってのは無いんで自分で色々なタイヤを試して、自分に合った物を探る必要があります。

IRC(アイアールシー)井上ゴム バイクタイヤ VE-33 リア 110/100-18 64M チューブタイプ(WT) 329415 二輪 オートバイ用 今まではエンデューロタイヤは、あまり種類がありませんでしたが、今は海外のメーカーもあります!
たくさん選択肢が出てきましたが、海外のタイヤだと結構高いです(;´Д`)
最近は難所系タイヤと呼ばれるタイヤが流行ってますね( ´∀`)

難所系タイヤは基本的に柔らかいので、ハイスピード走行やパワーのあるバイクに履かすとブロックが千切れる場合があるので注意です!

エンデューロタイヤはEDタイヤと表記される場合もあります!  

トライアルタイヤ

競技が特殊だからタイヤも特殊!

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トライアルタイヤは岩などのセクションを乗り越えていく為に、思いっきり潰して使うタイヤです!
トライアルバイク自体も超特殊な設計で、装着されるトライアルタイヤも他のタイヤと使い方が全然違います!

正方形のブロックが格子状に配置されているのが特徴で、モトクロスタイヤとエンデューロタイヤとは見た目から違います。
他のタイヤは真ん中のゴムの部分をメインに使いますが、トライアルタイヤはタイヤを潰して左右の最外周にあるブロックで路面を挟むように使います。
なので、トライアルタイヤは空気圧を落として潰して使います!  

 

IRC(アイアールシー)井上ゴム バイクタイヤ TRIAL WINNER TR-011 リア 4.00R18 4PR チューブタイプ(WT) [公道走行不可] 302385 二輪 オートバイ用

濡れた路面や泥や砂の路面では、溝の中が詰まってしまい、まったくグリップしなくなるので危険です。
ですが、岩を登るなどの驚異的な走りが出来る所が注目され、エンデューロのガレ場で使用する人がいますね( ´∀`)

トライアルタイヤはタイヤのサイプ(画像だと細かい横溝)が消えたらレース用としては終了ですね。  

トレールタイヤ

オンでもオフでも色々なシチュエーションで使える!

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トレールタイヤは公道走行が可能で、タイヤの寿命も長く、舗装路を走る上で一番グリップが良いです!
ですが、オフロードでのグリップもそこそこ、オンロードのグリップもそこそこです(;´Д`)

一番バランスの良いオフロードタイヤとも言えるし、一番中途半端なタイヤとも言えてしまいますね…。
まぁレースでもする訳でも無いなら十分な性能を持ってると言えます。DUNLOP(ダンロップ)バイクタイヤ Buroro D605 リア 4.60-18 63P チューブタイプ(WT) 233049 二輪 オートバイ用

このタイヤはダンロップのD605と言う、トレール車なら大体コレが純正装着タイヤだと思います!

トレールタイヤはブロックの面積が多いほど、オンロードのグリップに期待ができます。
逆にブロックの面積が小さい場合は、オフロードでのグリップに力を入れているタイヤだと分かります。 DUNLOP(ダンロップ)バイクタイヤ Buroro D604 リア 120/80-18 M/C 62P チューブタイプ(WT) 236655 二輪 オートバイ用

これはダンロップのD604と言うタイヤですが、オンロード走行に全力を注いだタイヤですね。
これの場合はオフロード走行はまったく考えてないので、オンロードルーリングや通勤、通学などで使う目的になりますね。

MICHELIN(ミシュラン) バイクタイヤ CROSS AC10 リア 110/100-18 M/C 64R チューブタイプ 020500 二輪 オートバイ用

こんなタイヤもあります!これはミシュランのAC10と言うタイヤで、トレールタイヤとは思えない見た目をしています( ´∀`)
これはオフロード走行に力を入れたタイヤですね! 見た目通りにオフではグリップしてくれます!

 

まとめ

ちょっと今回は長くなってしまいましたね…。
タイヤに関して理解していただけたでしょうか?

実際に自分で使用してみないと分からない良さもあるので、履いたことがないタイヤにはぜひ挑戦してみて欲しいです!

 

 

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