DIRT BIKE-ダートバイク

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タイヤの空気圧下げる意味って?

   

オフロードを初めたばかりの人には空気圧を変更するって意味あるの?と思う人もいると思いますが
空気圧を落とすことによって、タイヤの接地面積が変わり、グリップ力が向上します。
ドロドロな場所で滑っていた場所が滑らなくなったり、登れなかった坂が登れるようになったりします。
なので林道を走る際には場合によっては空気圧を下げた方が良いんですね!

もちろんレースやコースを走る際でも皆さん空気圧を落として走っています!

 

空気圧を抜くとこれだけ変わる!

同じタイヤで空気圧を抜くとここまで変わります!
素人目に見ても、接地面積が変わって地面にブロックがついているのがわかると思います。

もちろん人が乗ると更にタイヤが潰れるので、さらに接地面積が増えます。
そして、空気圧はただ抜くのではなく、しっかりエアゲージ(タイヤゲージ)で空気圧を確認して
この場所はこの空気圧で行けた、この空気圧でこの場所を走ったらパンクした、など情報を収集しましょうね。

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タイヤメーカーのエアゲージは正確ですが高いので、自分はエーモンのエアゲージを使っています。
エアゲージは精密でほとんどが衝撃に弱いですが、ペンシルタイプはその中でも衝撃に対して強いです。

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ペンシルタイプはコンパクトでかさばらないので、林道ツーリングなどで重宝します。
あとエアゲージは狂いやすいので、定期的にガソリンスタンドなどの正確なエアゲージで空気を入れ、自分のエアゲージが狂ってないか確認しましょう。
ガソリンスタンドなどのエアゲージは定期的に調整しているのでかなり正確です。
空気圧が1.0kPa以下にするのが多い人は、トライアル用のエアゲージがあるのでそちらもオススメです!

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空気圧をどこまで落すかの目安

フラット林道での空気圧!

空気圧は基本的には150kPa程度ですが、そこから空気圧を落としていきます。
ビードストッパーを装着していない場合は最高でも100kPa程度までにしておきましょう。
フラットダートの林道を走る場合は、この空気圧で問題ないかと思いますが、場所によっとその都度空気圧を変えていきましょう!

関連:http://offloadbike.main.jp/offload/ビードストッパーの組み方!

キツイ林道での空気圧!

雨が降った後や、下が土で滑りやすい所では空気圧を70kPa~80kPaくらいまで落としてみましょう!
ただし!ビードストッパーは必ず一個入れましょう!

ビードストッパーを入れないと、タイヤだけが空転し、パンクの恐れがあります。

あと、ここまで空気圧を落とす場合はタイヤが木や、石などにぶつかった時にチューブがタイヤとリムに潰され、裂けてパンクしてしまうリム打ちの場合があるのでヘビーチューブを入れましょう!
ヘビーチューブは通常のチューブより厚みがあるので、裂けてパンクしにくいようになっています。

ゲロ、急坂、極地での空気圧

とにかくこのセクションをクリアする。
そんな時の空気圧は0~60kPaまで落としましょう!
その代り、ビードストッパーを入れても、リム打ちでパンクの危険性が大です!
あと、空気圧が低すぎて、チューブが空転する危険性もあるので注意が必要です!
チューブもタイヤと擦れて薄くなるのでパンクの危険性が更に上がります。
さらに強い衝撃を与えすぎると、リムが歪みます。

ハードエンデューロ以外のレースではほぼ使うことのない空気圧の範囲ですね。
リスクが多い空気圧なのであまり多用しないようにしましょう。

 

セクション、林道が終わったら空気圧は元に戻そう!

タイヤの空気圧が変わることでのメリット・デメリット

コンクリートやアスファルトの上では空気圧が低すぎると、ロードノイズの増大、燃費の低下、剛性が足りず滑り出したりなど
デメリットしか無いので、必ず空気圧は指定の空気圧に戻しましょう。
なので常に携帯用の空気入れを持ち運びましょう!

これはコンパクトで安いですが、空気圧を下げすぎてると指定空気圧まで戻すのに3~5分ほどかかるので結構腕が疲れます。
なので電動の空気入れもあるのでそちらもおすすめです。

 

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