DIRT BIKE-ダートバイク

初心者でも分かりやすいオフロードの情報を大公開!

最初に国産オフロードバイクを選ぶならコレ!国産トレール7車種!

      2017/04/20

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オフロードバイクは通勤やツーリングはもちろん、林道やオフロードレースなど、多才な事ができる車種だ。
主流の排気量は250ccなので車検は要らず、維持費も安い。しかも多少の転倒なら中々壊れないタフさと、交換部品が安価で済むのも魅力。
多気筒エンジンのバイクが多い中、単気筒エンジンを採用している車種がほとんどで車体も軽い。

まさに、これからバイクに乗ろうと考えている人にもオススメのバイクなのです!

デメリットといえば、車体の全高が高いため風に煽られやすい事と、タイヤの細さ、単気筒エンジンゆえの非力さで高速道路は快適とは言えません。
最低地上高も純正のままだと高い車種もありますが、社外パーツを使って車高を下げることも可能です!

最初にオフロードバイクは何にしよう?と思っても色々な車種があるし、何が良いのか分からない。
っと言う方の為に、今回はオススメのオフロードバイクを紹介したいと思います!

バイクにもあまり乗ったことが無い初心者から、今までバイクを乗ってたけどオフロードバイクに乗り換えたいと言う人にまで
分かりやすいように初心者向けから上級者向けまでご紹介したいと思います。

今回は部品の入手の困難さから2ストロークエンジンのオフロードバイクは除外します。

 

初心者にオススメのオフロードバイク!

ヤマハ セロー250

serow250

エンジン:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
最高出力:14kW(18PS)/7500rpm
タンク容量:9.6リットル
車両車重:130kg
シート高:810mm

先代のセロー225から、さらに突き詰められた扱いやすさで大人気のオフロードバイク!

広いハンドルの切れ角に、シート高はオフロードバイクの中では最も低い部類。
馬力は225の頃から落ちたものの、低速トルクのあるエンジンで、渋滞時のようにトロトロ走る場合でも、クラッチを使わずに走れる程です!
単気筒の250ではあるものの、高速道路も走れる誰にでも扱いやすく万能なバイクです。

パワーが低く、足回りはフワフワしているので、林道やレース等の派手な使い方には不向き!
ですが、低いシート高と扱いやすいエンジンなので、そちらの方の入門用にはベストです!

初めてバイクに乗る方や、初めてのオフロードバイクには、セロー250をぜひ候補に入れて欲しいです。

ヤマハ セロー225

serow225

エンジン:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
最高出力:15.0kW(20PS)/8,000rpm
タンク容量:10リットル
車両車重:122kg
シート高:810mm

コンパクトな車体と扱いやすさで、女性からベテランまで支持されたベストセラーバイク!

2輪2足で山の奥深くまで踏み込んでいくというトレッキングを確立したモデル。
2005年に排ガス規制の為、セロー250へフルモデルチェンジした。
セロー225はかなり奥が深い車体で、数年おきにマイナーチェンジを施し、各部が変わっている。
それが使う人によっては、改良だったり、改悪だったりします…。
ですが年式が新しければ新しいほど、セロー225は普通の方向きなバイクになってきました。
これもセロー250同様に初心者の方に、ぜひオススメしたいバイクです。
現在は値段もかなり落ちてきてかなり手頃な値段です。

このセロー225に乗ってる方を見ると、セロー225が好きな人か、人気のない山中でひたすら自然に戦いを挑むゲロアタックライダーかの2択だなと思ってしまっています…(;´Д`)

いや、良いバイクなんですよホント。

カワサキ KLX125

KLX125

エンジン:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
最高出力:7.5kW(10.2PS)/8,000rpm
タンク容量:7リットル
車両車重:112kg
シート高:830mm

足つきの良さと、扱いきれるパワーで遊びつくせる!

125ccと言う小排気量で足つきも良く、交通の流れにも乗れるし、林道でも小さく軽い車体のお陰で楽しく遊べます!
シート高はセローよりあるとしても、125なので乗ってしまえば両足がベッタリ地面に着きます。中には膝が曲がるほどの人も!
タイヤサイズがフロント19インチ、リアが17インチと、フルサイズよりコンパクトです。
これがフルサイズになるとホイールのデカさでエンジンパワーを使い、軽快さが無くなるでしょう。
タイヤサイズが小さいので主流のフルサイズより、選べるタイヤの種類が少なくなりますが、タイヤが小さい分値段も少し安くなります!

小さい車体なので危ないっと思った時に、足が簡単につけるのはかなりのメリットでしょう。
エンジンパワー、車重、フレーム剛性がうまくバランスされていて取り回しも良い、なんでもやってみようと思えるかなり楽しいバイクです!

以上が初心者向けのバイクでした!

ツーリングや普通に林道ツーリングをしたいならばセローがおすすめです!
オフロードテクニックを磨きたいというのであればKLX125がおすすめですね!

セローでも、もちろんオフロードテクニックは磨けるのですが、ちょっとデカイ(;´Д`)
初めての人には恐怖しか感じず、チャレンジしてみようと言う気が無くなります…。
KLX125はそこまで大きくないし、扱いきれるパワーなので怖さを感じないと思います!

 

オフロードとオンロード両方楽しめるバイク!

ホンダ CRF250L

CRF250L

エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
最高出力:17kW(23PS)/8,500rpm
タンク容量:7.7リットル
車両車重:143kg
シート高:875mm

オンロードとオフロードをバランス良く走れるバイク!

エンジンはオンロードバイクのCBR250Rと同じエンジンですが、オフロード向けにセッティングが変更されています。
これがオンロードとオフロードの走行性能のバランスの良さを生み出しています。
サスペンションが初心者向けで紹介したバイクよりしっかりとしていて、無駄な動きを無くし走行性をあげています。
これがセローより一段上のバイクになる理由じゃないかなと思います。

ですが、このCRFは重い。他のオフロードバイクより車重が頭一つ飛び抜けている。
それと、サスペンションの調整機能が省かれている…。リアサスのプリロードくらいは変えられるんですけどね…。

中級者までは満足できるバイクだとは思えるのですが、ライダーのレベルが上がってしまっては、ソコから先はこのCRFではちょっと…と言った感じです(;´Д`)

 

カワサキ KLX250

KLX250

エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
最高出力:18kW(24PS)/9000rpm
タンク容量:7.7リットル
車両車重:136kg
シート高:890mm

オールマイティに使えて、初めてのオフロードバイクとしてもオススメ!

低中速のトルクもあり、回せばしっかり高回転まで回ってくれるので、オンロードから乗り換えの人でもKLX250はおすすめです!
クセが無いので初心者の方でも乗りやすく、林道ツーリングやオフロードコースの走行まで楽しめます!
KLX250はサスペンションのセッティングも出来るので、レースにも対応できます。
KLX125より上の排気量なだけあって、このバイクも色々挑戦してみようと思わせてくれるバイクです!
オフロード走行を思いっきり楽しみたいって方にオススメ!

【闘う4スト】として1993年にデビュー、23年前に基本設計されたエンジンを現在まで使っているので「カワサキだな…」っと思えるエンジンからのオイル漏れは無いですね( ´∀`)
ですが、排ガス規制のお陰で【旅する4スト】と言われるまでパワーは落とされてしまいました…(;´Д`)
パンチが欲しい人はキャブレターのKLX250を買おう!!!

ホンダ XR250

XR250

エンジン:空冷4ストロークSOHC4バルブ単気筒
最高出力:28ps(21kw)/8000rpm
タンク容量:9.3リットル
車両車重:133kg
シート高:875mm

どこでも扱いやすい、故にXR!KLX250より初心者向け!

XR250Rと言うエンデューロレーサーをベースにして作られたXR250は、乗りやすさと耐久性の高さに定評があります!
低中速のパワーはセローよりも上で、車体が軽く前に進んでいってくれる感じですね!
なので発進の際も、あまり気にする必要がなく、初心者の方でも安心して乗れると思います( ´∀`)
その代わりSOHCのエンジン特性のせいで頭打ちが速いので、高回転域はあまり面白くないかもしれません。

足回りもよく、全体的に走ることが楽なバイクなのでおすすめです!

 

エンジンを回して乗りたいって方は、KLX250とCRF250Lがオススメ!
エンジンをあまり回さず低速で走りたいって人は、XR250がオススメです!

低速でまったり走りたいって時もあるんですが、高回転まで回す爽快感も捨てがたいですねぇ…。
ここはよく考えましょう!

オフロード向けになってくるとシート高が高くなってくるので、体格の自信が無い方は純正のまま乗ると足つきが不安って方も出てくると思います。
オフロードバイクには【ローダウンリンク】と言うものが販売されていますし、ローシートを装着すれば足つきに不安が無くせると思います!

 

オフロード走行をメインに考えたバイク!

WR250R

WR250

エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒
最高出力:23kW(31PS)/10,000r/min
タンク容量:7.6リットル
車両車重:132kg
シート高:895mm

国産トレール車でトップのハイパフォーマンストレール!

パワーは申し分なく有り、レスポンスは良好!KLX250より低速トルクが少なく、思いっきり高回転エンジンって感じですね!
フレームの剛性もしっかりしていて、サスペンションの性能もピカイチなので、走りこんだ時に滑る気がしないくらいの良い足回りです!
しっかりとした車体に、十分なパワーと足回りを持ったWR250Rなら、街乗り、ツーリングや林道、オフロードレースもこの1台でこなせちゃいますね!
国産の市販車の中では一番性能が高いモデルだと思います!

悪いところを上げるなら、シート高が高いので足つきが悪いこと。
それと燃料はハイオクなので他のバイクより、ちょっとお金がかかるかなって所。
あとは車体の価格が他より高いことですね…。

 

以上が上級者向けになります!
上級者向け少なっ!っと思われたかもしれませんが、WR250Rはそれほどスペックが高く、近年のバイクの中では一番完成度の高いバイクになってます!
決して乗りにくい訳では無いので、初心者の方でも慣れれば問題無く乗れると思います!

 

まとめ

 

性能を考えて買うも良し!見た目が一目惚れで買うも良し!
向き不向きはあるものの、出来ないことはありません!

気に入ったのを買って下さい!!!

紹介した他にも生産終了した物や、海外のほぼレーサーの様なスペックで公道走行可能なオフロードバイクもあります。
生産終了した2stならホンダCRM250、ヤマハDT250、スズキRMX250、カワサキKDX250などがまだギリギリ今乗れる限界ですかね。
もうエンジンパーツが出てない物もあるかもしれませんが…。

ちなみにスズキだけオフロードバイクを出していません…。
なんでスズキは250のオフロードバイクを出さないんですかねぇ~…。
生産終了してますけどDR-Z400、DR250、ジェベルとかあったんですけどね…。

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